歌舞伎役者の市川猿之助さんが両親と自宅で倒れているのが見つかり両親が死亡した件で、自宅からは遺書のようなものが複数見つかっていたことが新たに分かりました。警視庁目黒警察署前から報告です。
（社会部・小古山拓矢記者報告）
警視庁は19日朝から両親の司法解剖や自宅の現場検証を行い、詳しい死因や状況などについて調べています。
捜査関係者によりますと、18日午前10時すぎ、東京・目黒区にある市川猿之助さん（47）の自宅で、猿之助さんと両親が倒れているのが見つかり、両親はその後、死亡しました。
遺体に損傷はなく、自宅の地下からは猿之助さんが書いたとみられる遺書のようなものが見つかっていますが、その後の捜査関係者への取材でこの他にも別の遺書のようなものが見つかっていたことが分かりました。
また、母親は発見時に死後硬直が始まっていて、死後2、3時間ほどが経っていた可能性があるということです。
警視庁は、現場の状況から猿之助さんが自殺を図ったとみていて、入院先の病院では万が一の事態に備え、警察官が付近で待機しているとみられています。
厚生労働省は、悩みを抱えている人には、1人で悩みなどを抱えずに「こころの健康相談統一ダイヤル」や「いのちの電話」などの相談窓口を利用するよう、呼び掛けています。
▼「こころの健康相談統一ダイヤル」0570－064－556
▼「＃いのちSOS」0120－061－338
▼「よりそいホットライン」0120－279－338
▼「いのちの電話」0570－783－556
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