iOS9ブラウザでの広告ブロック機能を設定するには

編集者: 原田 かすみ日付: 2015.09.08

更新: 2022.01.21

2015年アップル新製品発表会は9月9日に開催する予定、当時発表する新製品iPhone 6sに新OS「iOS 9」が搭載されます。iOS 9のSafariブラウザには、広告ブロック機能が搭載されていることがもう分かったのでしょう。実際は、iOS 9 Betaにこの機能を追加した後、読み込みスピードが高速化になり、データ通信量も削減できることが分かりました。

iOS 9のSafariの設定では「Content Blocker」という項目が追加されます。この広告ブロック機能をオンにすれば、ネットサーフィンする時、広告を非表示にすることが可能になります。初めてSafariにその機能を追加したから、一時に話題になります。

iOS 9ブラウザの広告ブロックアプリ「Crystal」を開発しているMurphy Appsは、広告ブロック後の読み込み速度やデータ通信量への影響について調査を行いました。この調査は、ニューヨーク・タイムズ、Business Insiderなどのニュースサイトを対象に、iPhone 6 Plusを使用し、広告ブロックなし/ありで読み込み速度と通信量の使用を比較しました。

その結果は、Crystalを使って広告をブロックすると読み込み時間は短くなり、広告ブロックの機能無のほうより平均74%削減しました。調査された10ページ合計で70秒ぐらい節約しました。データ通信量から見ると、広告をブロックした方の通信量は53%と減少しました。

調査の結果から、iPhone、iPad向けに開発したSafariの新機能は、ページの読み込み時間とデータ通信量が節約できることが分かりました。Safariの広告ブロック機能はユーザーにとっては朗報だが、広告主にとっては大打撃かもしれません。

iOS 9は、2015年9月17日より提供が開始されました。iPhone 4s以降のiPhoneのほか 、iPad 2以降、iPod touch 5以降のデバイスにも対応しています。しかし、iPhone 4sのような古い機種は、64ビットをサポートしないと、iPhone 4sにiOS 9を入れても無理です。クサクサになる一方です。

Copied title and URL