編集者: 石橋 東雅日付: 2017.10.26
更新: 2022.01.21
スマホの普及に伴い昨今では、SNS依存性という新たな現代病が現れます。SNS依存性とは、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)に入り込みすぎてSNSに依存の心理を持つ、日常生活に悪影響を及ぼす状態です。今回はSNS依存性になる原因、引き起こす恐ろしい症状と克服して治すための対策を紹介します。
SNS依存性になる原因
インターネット時代でSNSが普及して多くの人達に利用されていますので、周りの人間関係のせいで知らないうちに、SNS依存性になる可能性があります。
1.リアルな友達関係を維持するため
LINE、Twitter、FacebookなどのSNSは若い世代に大人気です。たくさんのグループに属していて、他人の発言をいちいち読んで返信します。そうしないと、時代に遅れて仲間はずれになるかもしれないという脅迫性があります。だから、リアルな友達関係を維持するために、SNSで友達と交流し、だんだんのめり込んでしまいます。
2.SNS上で自分のことを書いて、反応を知りたい
SNS上で自分のことを書く習慣があります。自分が書いたことについて、周りはどういう反応があるのか確かめたいです。他人の反応を気にしすぎて毎日数回チェックします。
3.人間関係のトラブル
対人恐怖症や視線恐怖症のせいで、対人コミュニケーションが苦手です。または、リアル人間関係がギクシャクしたり、いじめられたりというようなことがある場合、SNSでストレスを解消して自分の居場所を探します。
SNS依存性が引き起こす恐ろしい症状
SNS依存性になると、リアルな人間関係に悪影響を与えるだけではなく、体の健康も蝕まれてしまうおそれがあります。
1.睡眠障害
夜中までFacebookやTwitterなどのSNSを楽しんていているなら、スマホ或いはパソコン画面の光は夜の休憩・睡眠を邪魔します。その光のせいで睡眠ホルモンが抑えられ、体内時計が乱れてしまいます。その結果、人は眠れなくなり、不眠症になってしまいます。
2.眼精疲労と視力低下
スマホの小さな文字と強い光を長時間見続けていると、目が疲れて、かすむ、目が痛む、目が重い、充血などの症状が現れる可能性があります。続けば、視力低下になります。
3.身体に損害を与える
疲れ目以外にも、身体に損害を与えます。SNS依存性は頭痛、猫背、血行不良、肩こりや、腱鞘炎などの症状を起こすかもしれません。スマホを長時間片手で持っていると、肩、腰と指に負担を与えます。続けば、肩こりや、腱鞘炎などの病気になることはあり得ます。
4. 人間関係の崩壊
家族や友達と食事をする時または遊ぶ時、SNSに夢中になりすぎてリアルな交流がなくなります。だんだん、リアルの人間関係が崩壊し、職場や学校で孤立してしまうかもしれません。
5.時間の流れに鈍感
SNSに入り込みすぎて、数時間経っても気付いていません。投稿を見たりコメントを返したり間に、時間がこっそり流れます。その結果、時間の流れに鈍感になって時間の感覚を失ってしまいます。
6. 脳の回路が退化
「SNSに依存しすぎると、集中力の低減とその場限りの満足感を促進し、共感能力の欠如を引き起こすようになる可能性があります。FacebookやTwitterで気晴らしばかりしていると、じっくりと物事について考える脳の回路(能力)が退化してしまいます。」[看看这段能否当 引用 来处理]神経科学者でオックスフォード大学教授のスーザン・グリーンフィールド氏が指摘しました。
SNS依存性を克服して治すための対策
SNS依存性を治癒するためには様々な面からSNSの利用を制御すべきです。
1.SNSを使う時間を決める
自分でSNSを使う時間を決め、それ以外の時間はSNSを一切使わないというルールを決めてください。一日に約1-2時間使用します。このルールを忘れないように、アラームを設定することがお勧めです。もし他人からの重要なSNSメッセージを見逃したくない場合、SNSを見る時間を決めましょう。例えば2時間に一回SNSをチェックし、その後すぐに仕事に戻ります。この方法を通じて、うっかり長時間SNSを使用することを防ぎます。
2.寝る1時間前からPCとスマホを禁止
夜中までFacebookやTwitterなどのSNSを使用していると、体内時計が乱れてしまうので、睡眠障害を予防するために、寝る1時間前からPCとスマホを使用しないでください。
3.SNSに投稿しない&趣味を増やす
FacebookやTwitterで自分にも他人の投稿にも何も書かないでください。まずは1週間で始めてみましょう。その間、自分の興味があることを見つけます。例えば、読書、絵を描く、映画を見る、スポーツ、友達と遊ぶなど。リアル世界で自分を充実してください。こうやってSNSから離れてみましょう。
4.家族や友達との会話を増やす
もし学校でいじめられることなど不愉快なことがあったら、SNS世界に現実逃避しないでください。SNSに依存してストレスを解消することは問題を根本的に解決できません。それに、自分のことをSNSで書きすぎると、人生が他人に見透かされてしまう危険性があります。ひどい目にあった時、仲の良い友達や学校の先生または家族に相談してみましょう。
SNSの危険性
以上はSNS依存性になる原因、引き起こす症状と克服する方法です。ご参考になさってください。それから、SNSを利用する時は個人情報が流出してしまい、自分の身分が窃盗されてしまう恐れもありますので、SNSのリスクには絶対気を付けないといけません。