みなさん、昭和ロードショーのお時間です🎞
今回の上映する人物は、市川段四郎さん。
長男である現・市川猿之助さんの襲名公演のさなかに倒れて以来、
本格的な舞台復帰を果たせずにいた市川段四郎さん。
歌舞伎界にとっても大きな痛手でしたが
市川段四郎さんの突然の訃報が知らされました。
『小栗判官』の横山大膳などの大敵、
『神霊矢口渡』の頓兵衛、
『俊寛』の瀬尾などのスケールの大きな敵役や、
『夏祭浪花鑑』の釣舟三婦、『石切梶原』の六郎太夫などの老け役と、
時代物、世話物、また丸本物から新歌舞伎、
新作まで歌舞伎のあらゆる分野の脇の大役に
市川段四郎さんを欠くようになって、
歌舞伎がどれだけ厚みを失ってしまったことでしょうか。
もとは『絵本太功記』の光秀、
『毛抜』の粂寺弾正など、主役をつとめた経歴も持つ人です。
そんな市川段四郎さんの晩年の様子について紹介します。
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