編集者: 石橋 東雅日付: 2017.06.13
更新: 2022.01.21
最近盛り上がっている話題の分散型SNS「Mastodon」(マストドン)。今興味を持つ方々が多くなるため、ここで使い方をまとめました。
Mastodonとは?
基本的には、Twitterと同じく、ミニグログSNSサービスです。しかし従来のSNSはサービス公式がサイトを提供し、みんながそのサイトを使用します。Mastodonは分散型SNSなので、その名前通り、ユーザーでもサイトが作成可能です。サイトの間で交流することができ、大きな会社による提供されるサイトより自由度が高いです。
各サイトは「インスタンス」と呼ばれて、現在はもう1500位以上個のインスタンスが作成されました。一つのインスタンスがサービス停止しても、ほかのインスタンスを利用できます。
Mastodonの使い方は?
一、Mastodonを登録する方法
一つインスタンスを選び、トップページで登録します。「ユーザー名」、「メールアドレス」、「パスワード」を入力すれば登録完了します。
登録が完了すれば、一つのユーザーIDでほかのインスタンスのユーザーをフォローできます。これは「リモートフォロー」と呼びます。
インスタンスは個人による運営されるものが多いので、それぞれの趣向も違います。興味があるインスタンスを探したいであれば、次のリンクを確認しましょう。
登録前に、各インスタンスを覗きたいなら、このサービスを使いましょう。各インスタンスローカルタイムラインが見えますので、インスタンスの雰囲気を把握できます。
二、Mastodonで投稿する方法
Mastodonにログインすれば、以下の画面が表示されます。
右の「スタート」メニューをクリックし、「ローカルタイムライン」をクリックします。そして「ローカルタイムライン」が表示されます。
ローカルタイムラインとは、登録しているインスタンスのユーザーが公開したすべての発言のタイムライン(「トゥート」と呼ぶ)です。全部の公開発言が表示されますので、更新速度も早いでしょう。
気になる人が見かけたら、その人のアイコンをクリックし、ツイッターと同じくフォローできます。
表示されるプロフィールの左上の人型アイコンをクリックすればフォローが完了です。
投稿されたトゥートの下にあるマークをクリックすれば、「ブースト」します。Twitterの「リツイート」と同じく、投稿を拡散する機能です。マークをクリックすれば、トゥートを「お気に入り」に登録します。
画面一番左の「今なにしてる」で、文字を入力し、「トゥート!」をクリックすれば、トゥートを投稿します。最大の文字数は500文字で、地球アイコンをクリックすれば公開範囲を設定できます。
「CW」とは、「コンテンツワーニング」です。コンテンツを閲覧前に、警告内容が表示されます。「CW」をクリックすると入力ボックスが2つになり、上のほうが警告内容を入力できます。すると、投稿した内容は警告を了承した人のみが閲覧できるようになります。
画像を投稿する時、「NSFW」(not suitable for work)が投稿画面に表示されます。このボタンをクリックして画像を投稿すると、「不適切な画像です」と表示され、クリックしてから画像が表示されます。
三、リモートフォローする方法
一つのインスタンスに登録しても、ほかのインスタンスにログインできません。ほかのインスタンスをログインしたい場合、そのインスタンスに登録する必要があります。
しかし、リモートフォロー機能を利用すれば、一つのユーザーIDで、ほかのインスタンスの内容を閲覧できます。
ほかのインスタンス内のユーザーにフォローするには、インスタンス内でのフォローと同じく、そのユーザーのプロフィールページで、人型マークをクリックすればいいです。
以上で、マストドンの使い方を紹介しました。TwitterやFacebookなどのSNSに比べると、マストドンは同じ趣味の人が集まることが特徴です。同じ趣味のグループを参加したいなら、興味があるインスタンスを探して登録しましょう。