編集者: 石橋 東雅日付: 2017.08.25
更新: 2022.01.21
iPhoneやiPadなどのiOSを使うなら、Apple IDを利用する必要があります。パスワードが漏洩されると、アカウントが不正利用され、いろいろ大変なことになります。不正利用を防ぐために、Appleが2ファクタ認証を導入しました。ここで2ファクタ認証を利用する方法を紹介します。
2ファクタ認証とは?
2ファクタ認証とは、信頼のデバイスを設定して、ほかのデバイスやブラウザでログインする時、ユーザー名やパスワードだけではなく、信頼のデバイスで表示されるコードを入力する必要もあります。つまり、パスワードが漏洩されても、信頼のデバイスが手元にあれば、不正利用されることはありません。とても安全なシステムなので、Apple IDを使う場合、2ファクタ認証を設定することを強くお勧めします。
2ファクタ認証を設定する
ステップ1.設定で、「iCloud」を開けます。そして、自分のApple IDをタップします。iCloudにサインインしていない場合、自分のApple IDとパスワードを入力してサインインしましょう。
ステップ2.「iCloud」で、「パスワードとセキュリティ」をタップします。
ステップ3.「パスワードとセキュリティ」で、「2ファクタ認証を設定…」をタップします。
ステップ4.「2ファクタ認証」画面で、「続ける」をタップします。そして、「ご利用のデバイスの一部は2ファクタ認証の準備が完了していません」が表示されるので、「このまま有効にする」をタップします。
ステップ5.電話番号を認証するために、自分が使っている番号を入力します。そして、「SMS」か「音声通話」を選択します。携帯電話を使うなら、SMSを選ぶほうが便利でしょう。
ステップ6.番号認証が完了すると2ファクタ認証の設定が完了します。「パスワードとセキュリティ」の設定で、信頼できる電話番号が「確認済み」になっていることや、2ファクタ認証が「オン」になっていることを確認できます。
2ファクタ認証を解除する方法
ステップ1.Appleのアカウント管理ページにログインします
ステップ2.信頼する端末でサインインを許可します。
ステップ3.確認コードを入力し、ログインしてから、「セキュリティ」を選択します。
ステップ4.「セキュリティ」>「2ファクタ認証を無効にする」>「続ける」の順番で選択します。
ステップ5.「セキュリティ質問」、「生年月日」と「修復用メールアドレス」を入力し、確認します。
全部確認済みになると、2ファクタ認証の設定が解除されます。
以上で、Apple IDの2ファクタ認証を設定する方法と解除する方法を説明しました。