編集者: 石橋 東雅日付: 2018.02.26
更新: 2022.01.21
忙しい生活の中、ゆっくり本を読む時間がなかなか無くて、通勤時間や、飲食店の待ち時間は勿体無いと思ってしまうこともあるでしょうか。そういう時間は潰したくて、一番便利なスマホを取り出していじる人も多いですが、カバンから本を出して読む人もいます。
ところが、本を常に持ち歩くのも重いではないでしょうか。また、カバンがないときは、入れるところがなくて不便です。薄くて小さい本ならまだいいですが、薄いと押しつぶされることもあります。そこで思うのは、もし「スマホをいじる」と「本を読む」と繋げば、便利な読書ができるのではないでしょうか。
スマホ読書のメリット
もしスマホで本が読めたら、そういう時間を無駄にゲームなどに費やさず、読書に使うことができます。また、常に本を持ち歩くより、スマホなどのほうが軽くて便利なんです。
さらに、電子辞書には電子辞書ならではのメリットもあります。たとえば、場所をほとんど取らないこと(全部端末に入っている)や、すぐに読みたいものが買えるし読める(ネットさえあれば)こと、そしてメモやハイライト、シェア機能など本では決してありえない機能も電子辞書なら使えます。
そこで、皆さんにスマホでも読書できるようにいくつかのアプリをご紹介いたします。
携帯で本を読む時に役に立つ読書アプリ
1.Kindle
アイコンはこのように、青い背景に読書する人の影の絵です。
Kindleは本来、電子書籍を読むのに使われる専用端末です。でも今回紹介するのは端末自体ではなく、iPhone、iPadやAndroidスマホやタブレット端末で無料で使えるアプリの方です。
アプリ自体が無料ですが、アマゾンが開発したものですから、アマゾンのIDとパスワードでログインする必要があります(ない場合はアマゾンにアカウントを登録する必要があります)
無料の本を読みたい場合は、Kindleストアへ行って、「カテゴリーから探す」で「すべてのカテゴリー」を表示し、Kindleストアを選択します。そしてメニューから「無料本」を選択し、「1-Clickで今すぐ購入」をタップして本をダウンロードできます。
これで、無料で電子書籍を読むことができるようになりました。
Kindleストアのトップベージから「ランキング」または「ベストセラー」で「無料Top 100」を選択することで無料な本を探すこともできますが、それはスマホのブラウザやAndroidのKindle無料アプリからはアクセスできないことには気をつけてください。
2.楽天Kobo
楽天Koboはアマゾンと同じ、通信販売のサービスを提供していますね。その中の「楽天ブックス」の「電子書籍」が、楽天Koboが提供するサービスです。アマゾンのKindleと比べて、安売りセールがより激しいです。
同じく、利用するのに楽天のアカウントのログインが必要です。無料の本を読むには、楽天KOBOのウェブサイトに入り、「無料の本特集」のカテゴリーを探し出し、そこで無料の本をダウンロードできます。それで、アプリでダウンロードした無料の本を読むことができます。
3.Book Walker
Book Walkerは特化型の電子書籍アプリです。とくに角川関連の書籍や、ライトノベルの方が多いです。また、ビューアー機能が一体になった本棚アプリなので、購入してすぐ読めます。
無料の本を読むには、ストアの左上のカテゴリから探すをタップして、0円のタグを選ぶことで本を絞り込めます。
4.BookLive!Reader
これはBookLive!で購入した電子書籍をダウンロード&閲覧するためのアプリです。読書に利用するのにBookLive!で会員登録が必要です。
特徴としてはシリーズの管理がとても優れていることです。2巻以上あるシリーズの書籍は本棚画面では1巻のみ表示され、それをタップすることでシリーズすべてが順番に表示されるので、画面がきちんと整理されます。シリーズもの好きな人にはこれがおすすめですね。
無料の本を読むには、BookLive!のストアに入り、おすすめコーナーのおトク・セールオプションの無料作品コーナーに入ればいいです。期間限定の無料作品は毎週追加していくのでかなりお得です。
5.紀伊國屋書店Kinoppy
紀伊國屋書店Kinoppyとは、日本国内最大級の書店チェーン紀伊國屋書店が運営する電子書籍サービスです。このアプリは「BookWebPlus」とネット通販サービス「BookWeb」を両方利用できます。アカウントはウェブストアとアプリと共通なので、書籍を買うとき、ポイントが共通ポイントとして利用できます。また、電子書籍を一度だけ買えばいろんな端末で読めるので、とても便利です。
カテゴリから「無料本」を選択すれば、無料で閲覧できる二千冊ぐらいの書籍を選択できます。
以上のアプリが無料読書アプリの紹介ですが、無料と言っても、本当は無料の本は数少ないでしょうし、どれもが会員登録の必要があります。面倒だと思う人や、スマホからのクレジット決済を嫌がる人もいるでしょう。
しかしご安心を。正真正銘の無料書籍はちゃんとあります。それは、青空文庫が提供してくれるサービスです。
無料といえば青空文庫
青空文庫とは、著作権が切れた作者の作品著者が許諾した作品をボランティアの方々の手により電子書籍化し、誰でも無料で読めるように青空文庫として公開するものです。その為セールや売上の為に無料を出して注目を集める他のストア関連アプリとは性質が違います。しかし作品には制限があるため、さすがに他のストアみたいになんでもありには行きません。その代わりに、名作や古典、童話などの本が多いです。
iOS用、Android用のアプリでも青空文庫利用可能のアプリが数多く提供されているので、興味のある方は「青空文庫」系アプリをすぐダウンロードしましょう。