iPhoneのボイスメモをバックアップする方法

編集者: 石橋 東雅日付: 2017.12.12

更新: 2022.01.21

iPhoneの標準アプリ「ボイスメモ」を通じては、周りの音声を録音して音声ファイルを作ることが可能です。これで作成したメディアファイルは直接iPhoneで再生できるし、ほかの端末に転送して利用することもできます。使いやすいアプリですから、「ボイスメモ」は授業、会議、カラオケでのメモ録音には便利です。文字のメモでは伝えにくい情報がある場合、「ボイスメモ」を活用して、音声ファイルとして保存しましょう。

保存した録音ファイルはAppleの提供しているPC上のiTunesでバックアップを取れるし、iOSバックアップ作成に対応する「iOSデータバックアップ・復元」でバックアップすることもいいです。Macの場合に、AirDropで音声ファイルを送ることが可能です。簡単な方法で直接転送したい場合、直接メールでボイスメモを送信してほかのデバイスに保存してもいいです。大切なボイスメモを保存する場合、二つ以上のバックアップを作ることはオススメです。

ボイスメモの四つのバックアップ方法はこれから一々紹介します。

バックアップを取る前に、まずはiTunesをPCにインストールしておくべきです。iTunesでボイスメモをPCに保存する場合、ほかの音楽やビデオの保存も選択可能です。

1.iPhoneをUSBケーブルでパソコンと繋ぎます。2.iTunesの左上に表示されたiPhoneマークを押せば、携帯の詳細を確認できます。3.左側に表示されたリストから「ミュージック」を選択します。4.「音楽を同期」にチェックを入れてから、「ボイスメモを含める」もチェックに入れます。5.右下の「適用」(または「同期」)を選びます

「iOSデータバックアップ・復元」でボイスメモのバックアップを作成する場合、ボイスメモだけバックアップできるし、バックアップ中のボイスメモをiPhoneに復元したり、またはPCに取り出したい場合、選択的にボイスメモを抽出することも可能です。

ステップ1 ソフトを起動する「iOSデータバックアップ・復元」をPCにインストールした後、ソフトを開いて、「iOSデータバックアップ・復元」機能の「iOSデータバックアップ」を選択して、ボイスメモのバックアップを始めます。

ステップ2 iPhoneをPCに接続次には、iPhoneなどのiOSデバイスをパソコンに接続します。

ステップ3 バックアップモードを選ぶiPhoneがソフトに検出されたら、ソフトがバックアップのモード選択画面になります。「iOSデータバックアップ・復元」は標準バックアップモードと暗号化バックアップモードがあります。ここでは標準バックアップモードを選んでから、「スタート」をクリックして進んでください。

ステップ4 バックアップファイルの選択バックアップするデータを選択してください。表示されたファイルの種類の全てを選択できます。ボイスメモをバックアップする場合、右下の「ボイスメモ」だけ選択すれば、ボイスメモだけのバックアップを作成することができます。

ステップ5 保存先を選択するボイスメモを選択した後、「次へ」をクリックして、バックアップの保存先を選択肢ます。最後に「バックアップ」をクリックすればiPhoneのボイスメモのバックアップが始まります。

要注意:iPhoneのボイスメモなどがバックアップされている場合、iPhoneとPCの接続を切断しないでください。

バックアップする間に、右下の「停止」をクリックすれば「バックアッププロセスを中止しますか」と表示されます。「はい」をクリックすればバックアップの作成がキャンセルされます。そして、バックアップファイルの選択画面に戻ります。

ステップ6 バックアップの終了バックアップが終わったら、作成したバックアップの詳細(バックアップの名前・サイズ)を確認できます。次に、もう一つのバックアップを作成したり、バックアップのデータを復元したりすることができます。

「もっとバックアップ」を選んだらステップ3のバックアップモード選択画面に戻り、本ソフトで作成した旧バックアップは新バックアップに上書きされませんので、複数のバックアップの作成・保存ができます。

「iOSデータ復元」を選んだら、既存したバックアップの選択画面に入ります。作成したバックアップの中身をプレビューしたい場合、「バックアップをチェック」をクリックしてください。バックアップをプレビューした後、復元することも可能です。一部のSMSだけ復元したい場合、そのデータを選んだ後、「デバイス・PCに復元」をクリックしてください。

iPhoneはAirDropを通じて音楽・写真の共有が可能できます。同じメディアファイルのボイスメモも共有できます。AirDropでボイスメモを送信するためには、その前にiPhoneのWi-FiとBluetoothをオンにしてから、「AirDrop」をタップして、検出先を「全員」「連絡先のみ」のどちらかを選択します。

1.転送したい音声ファイルを選択します。

2.左側の「共有」ボタンを選びます。

3.これで表示された共有画面にはAirDropの共有対象が表示されます。

4.AirDropの共有対象から保存先のMacを探して、タップすればボイスメモの転送が可能です。

以上の方法は複雑と考える場合、直接メールで送信してもいいです。

1.送信したい録音ファイルを選びます。

2.左側の「共有」ボタンを選びます。

3.これで表示された共有画面に「メールで送信」を選択します。

4.指定したボイスメモは添付ファイルとしてメールに添付されます。メールの内容を書いてから、指定した宛先にボイスメモを送信しましょう。

消えたボイスメモを復元する

重要なボイスメモはやはりバックアップを取っておくほうが賢明です。でも、バックアップしていないせいで、iPhoneのボイスメモが紛失してしまった場合も心配する必要はありません。「iPhoneデータ復元」を利用すれば、三つの復元モードを通じて消したボイスメモを復活することが可能です。

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