iPhone復元方法の比較:iTunes、iCloudと「iPhoneデータ復元」

編集者: 原田 かすみ日付: 2015.01.08

更新: 2022.01.21

「iPhoneの連絡先が全て消えました。写真や動画、アプリに保存した写真などのデータは残っています。幸いバックアップはあるのです。バックアップから復元を試みようともいましたがいまいち方法が分かりません。また、バックアップから復元すれば、この間の写真やアプリなどのデータが消えてしまうため、それらのデータは残したまま、バックアップから連絡先のみを復元させたいです。そのようなことは可能でしょうか?」

上の質問により、ここは三つの復元方法を紹介します。即ち、iTunes 、iCloudと「iPhoneデータ復元」の復元方法を詳しく説明します。また、それぞれのメリットとデメリットも比べます。

iTunesから復元iTunesでバックアップを取っているなら、iTunesから復元できます。1)iPhoneのバックアップが保存されているコンピュータに接続します。2)コンピュータに最新バージョンのiTunesをインストールします。3)「ファイル」>「デバイス」>「バックアップから復元」の順に選択します。

iCloudから復元iCloudでバックアップを取っているなら、iCloudから復元できます。1)デバイスの電源を入れます。2)iOS 設定アシスタントの手順に従って、「設定」画面が表示されるまで操作します。3)「iCloudバックアップから復元」を選択します。4)バックアップを選択します。

iTunes:基本全てのデータをバックアップできます。また、保存容量は制限がありません。しかし、iTunesでバックアップと復元はパソコンが必要です。

iCloud:簡単にバックアップできます。しかし、一部の重要なデータのみバックアップできます。しかも5GBだけの無料保存容量があります。さらに、復元に時間がかかります。

iTunes とiCloud 両方とも、もっとも不便なところがあります。それは選択したデータだけを復元できないことです。復元すると、今までのデータを全部消去してバックアップのデータを復元することになります。文章の最初に出した問題もこの点を提出しました。では、連絡先だけを復元させるのはいったいできるのでしょうか?

答えはもちろん、できるのです。もう一つの復元ツールで、このことができます。それは「iPhoneデータ復元」というソフトです。このソフトを使って、簡単に連絡先のみを復元させます。復元できるデータは連絡先だけでなく、基本全てのデータを含めています。また、iPhoneはもちろん、iPadとiPod touchなどのiOSデバイスにも対応できます。

「iPhoneデータ復元」の操作は簡単で、数ステップでデータを復元します。1) 「iPhoneデータ復元」を起動したら、デバイスと接続します。2)三つの復元モードが搭載されているので、状況によって選択します。3)復元したいデータを選んで、復元を実行します。

データを紛失した時、なぜバックアップしなかったよと後悔するだけです。だから、後悔をしないように、日頃から定期的にバックアップを取る習慣を付けましょう。

Copied title and URL