編集者: 石橋 東雅日付: 2017.09.29
更新: 2022.01.21
Facebookの一般的な印象は、友だちとコミュニケーションするサービスで、だいたい平和な印象です。でも、Facebookにも沢山な危険が潜んでいます。ここでFacebookの危険性について紹介しましょう。
一、写真の流出
Facebookで自分の写真をアップロードする方が多いでしょう。“友だちだけが見られるから安全”と思ったら大間違いです!Facebookの友達が一人100人だとすると、友達の友達は1万人になります。写真を友達の友達に公開すると、1万人に公開すると同然です。これは、公開で表示されるとほとんど同じです。
Facebookで実名を使う方が多いでしょう。Googleで自分の名前を検索すると、驚くことに、自分のFacebookプロフィールや写真が出てきます。もし知らない間に、写真やプロフィールが他人に利用されるかもしれません。実際、Facebookで公開した写真が知らない人にTwitterやブログの写真に使われる事例が多いです。
写真を一度インターネットにアップロードしたら、ネットに公開されてもおかしくありません。非公開だとしても、ネットにアップロードするものは公開されても大丈夫な範囲に控えましょう。
二、Facebookの動向が犯罪者に利用される
意外に知らない人が多いかもしれませんが、スマートフォンで撮影した写真は撮影の位置情報が付属されています。ですから、撮影舌写真をそのままアップロードすると、住所や勤務先が特定されることも可能です。
実際は、ストーカーの犯罪者がFacebookやTwitterで被害者の動向を把握し、犯行する事例もあります。
ですから、自分の個人情報をできるだけ守りましょう。撮影した写真を処理してから(例えばスクリーンショットして)投稿するほうがおすすめします。
友達と個人情報についてのやりとりもコメントで交流するではなく、メッセージやLINEなどのチャットアプリで交流しましょう。ちなみに、個人情報が書き込んでしまい、後で修正しようとする場合、一度削除してから書き直しましょう。修正すると、修正履歴が残ってしまいます。
三、乗っ取りなどのアカウント不正利用
ほかのサービスで同じパスワードを使う場合、そのサービスのパスワードが流出すると、Facebookにも乗っ取られる危険があります。Facebookではメールアドレスが友人に公開されますので、まず友人になってメールアドレスを取得し、そしてパスワードを推測する手口もあります。一旦乗っ取られると犯人が友人に詐欺メッセージを送り、金を要求するなどの犯行をする可能性があります。
ですから、複雑なパスワードを作って、厳重に管理しましょう。そして別のサービスと違うパスワードを使っていください。
では、個人情報まわりの危険性が多いです。なぜというと、友達と交流するサービスなので、安全だと思い込む考えが危ないです。いくら非公開だとしても、流出するものは流出しますので、ネットになにかをアップロード・コメントする時、よく考えてから行動するのがポイントです。