編集者: 原田 かすみ日付: 2019.04.30
更新: 2022.01.21
現代にはスマホが徐々に不可欠な存在となっています。Androidスマホは通話機能だけではなく、撮影、WordやExcelなどのファイル編集、音楽再生、閲覧や決済などの機能も搭載しています。スマホの機能が増加するに従って、スマホはすでに人々の日常生活に定着しています。その同時に、スマホにはたくさんの情報が入っています。写真や動画だけではなく、電話帳や友達とのトーク履歴なども保存されています。そんな大切な個人情報が入ったスマホが失ったら、きっと大変なことでしょう。
では、Androidスマホを紛失した場合にはどうすれば良いでしょうか?一旦紛失・盗難に遭って、スマホが手元からなくなってしまうと、不便だし、不安と緊張で落ち着かなくなります。それに、家族や友達と連絡が取れないと心配される恐れもあります。
Androidスマホが見つからない時、先ずは落ち着いて対処法を探してください。ちゃんとチェックして、スマホが本当に紛失したかを確認してください。スマホを見つけたら幸いですが、スマホの紛失場所へ行ったり、警察に通報したりしても、探せない場合は多いです。スマホ紛失防止の対策として、やはり、スマホに事前設定をお勧めします。
スマホ紛失の対策として、「端末を探す」というGoogle公式サービスを利用しましょう。「端末を探す」で事前に設定すれば、Androidスマホが紛失した時には役立てます。
「端末を探す」アプリとは
「端末を探す」はAndroidスマホ紛失時に役立つGoogle公式サービスで、次の機能があります。
1、GPSでAndroidスマホの位置を特定する
GPSを通じて、スマホの位置情報を取得して特定できます。
2、遠隔操作で着信音を鳴らす
遠隔操作で紛失したスマホに指示を与えて、着信音を呼び出せて、発見しやすくさせます。
3、遠隔操作でスマホをロックしてスマホ画面へメッセージを表示させる
紛失したスマホの悪用を避けるため、リモートで端末をロックすることができます。発見者へのメッセージをロック画面に表示できるし、スマホを拾った人が自分とうまく連絡できるために、電話番号を設定できます。
4、遠隔操作で端末にあるデータを消去する
電話帳やクレジットカード情報など、スマホにはたくさんの大切な個人情報が入っています。この機能を利用すると、遠距離からスマホにあるデータを削除して個人情報流出を防止できます。それなら、万が一に盗難された場合も個人情報漏洩の対策として、悪用されません。
「端末を探す」の機能を利用するための条件
1、紛失したスマホの電源がオンになっている
スマホの位置を特定するため、GPSの情報を取得する必要で、紛失したスマホの電源が入っていないと、探せないことになります。
2、紛失したスマホはモバイルデータ通信またはWi-Fi通信に接続している
紛失した端末がデータ通信やWi-Fiなどに接続していないと、GPSの情報が取得できません。ということで、通信可能なポイントもGPSを使用するための必要な条件です。
3、他の「端末を探す」を使用できる端末が必要
紛失したAndroid携帯電話を探すためには、それ以外のスマホやパソコンが必要です。家族や友達のものでも構いませんから、ほかの端末を探して使います。
4、Googleアカウントを持っている
「端末を探す」はGoogleのアプリなので、利用するためにはGoogleのアカウントが必要です。他の端末で紛失したAndroidスマホを探す時、Googleアカウントをログインする必要がありますので、アカウントのパスワードを必ず覚えてください。
「端末を探す」を利用するための操作手順・設定
1、「端末を探す」アプリをインストール
Googleのアカウントを取得した後、Google Playで「端末を探す」をインストールできます。Google Playで「端末を探す」を検索すれば、すぐ表示されます。「インストール」ボタンを押すと、アプリ「端末を探す」を無料でインストールできます。
2、位置情報をオンにする
GPSを利用するためには位置情報が必要です。位置情報がオフになると、GPSで端末の位置を特定できなくなります。なので、「設定」>「セキュリティ」>「位置情報」をオンにしてください。
3、「端末を探す」をオンにする
「端末を探す」を使用するために、「端末を探す」をオンにして探すことを許可します。一般的には自動的にオンになっていますが、念のためにチェックしてください。「設定」>「セキュリティ」>「端末を探す」をオンにします。
これで事前の準備は完了です。では、今すぐ「端末を探す」をインストールして使ってみましょう。
「端末を探す」アプリでスマホを探す手順
「端末を探す」はブラウザ版とアプリ版があります。使用感はほぼ一緒なので、お好み次第選んでください。
1、アプリ版
スマホを紛失・盗難された場合、落ち着いて、すぐ家族や友達から端末を借りて、「端末を探す」のアプリをインストールして起動してください。次には、紛失した端末のGoogleアカウントをログインしてください。
ログインした後、画面に表示されている「スマホ」のアイコンは紛失したスマホの現在地で、「青い丸」があなたの現在地です。紛失したスマホの電源が切れた場合、現在地の表示はできなくなるので、表示されている時に前もってスクリーンショットなどすると、スマホが見つかる可能性も高まります。
画面の下にある端末情報を押すと、紛失したスマホに「音を鳴らす」、「端末を保護」、「端末データを消去」の指示ができます。
紛失した場合、スマホを悪用されないため、「端末を保護」でスマホをロックした方が良いです。また、拾われた場合、発見者へのメッセージや電話番号をロックされた画面に表示することが設定できます。
2、ブラウザ版
パソコンを使う場合、ブラウザで「スマホを探す」を検索してください。
検索結果から「スマートフォンを探す – Google Account」をクリックすると、ログイン画面に入ります。紛失したスマホで使っているGoogleアカウントでログインしてから、紛失したスマホをクリックしてください。
確認のため再ログインが要求されます。再ログインすると、紛失したスマホの情報が画面に表示されます。その右側にある「端末を探す」をクリックしてください。
ブラウザの画面も同じく、「スマホ」のアイコンは紛失したスマホの現在地です。スマホと同様で遠隔操作で「音を鳴らす」、「端末を保護」、「端末データを消去」を利用できます。
スマホをどうしても見つからない原因
以下の理由でスマホの位置が取得できない可能性があります。
1、紛失したスマホの電源が入っていない
2、紛失したスマホが受発信できない
3、Googleアカウントがログインしていない
4、紛失したスマホの位置情報がオンに設定してない
5、紛失したスマホの「端末を探す」がオンに設定してない
紛失したスマホが見つからない時の対処法
1、Googleアカウントのパスワードを変更する
過去に入力したIDとパスワードが紛失したスマホに保存している可能性があるので、悪用されないように、念の為Googleアカウントのパスワードを変更した方がいいです。
Googleパスワードの変更方法:
「設定」>「Google」>「Googleアカウント」にある「個人情報」タブを押して、「パスワード」を選択して、新しいパスワードを入力すると変更できます。
2、紛失したスマホにあるデータを消去する
どうしても見つからない場合は、個人情報が漏れないように、セキュリティ対策としてデータを消去した方がいいです。「端末を探す」で「端末データを消去」を選択して削除されます。紛失したスマホの電源が入っていないとか、オフラインしている場合は、次にスマホの電源が入ったときに実行します。
スマホ紛失を防止するために
現代には、スマホは徐々に個人情報の宝庫となっています。一旦失ってしまうと、大変なことになります。日頃にも注意する必要がありますが、万が一紛失しても冷静に対応できるため、前もって「端末を探す」をインストールして、必要な設定をしておいてください。