iTunesバックアップが壊れているもしくは互換性がない時の対処法

編集者: 橋本学日付: 2018.10.31

更新: 2022.01.21

iTunesバックアップファイルからデータを復元したい時、「バックアップが壊れているか、復元先に互換性がないため、復元できませんでした」という訳が分からないエラーが出ると、普通はびっくりしますよね。どうすればエラーからデータを救出できるか、この問題に悩んでいる方に、本記事はそのエラーの原因と対処方法を紹介したいと思います。

まずはエラーが出る原因について簡単に紹介します。iTunesバックアップファイルが壊れて、その中のファイルがアクセス不能、打ち手も何もない絶望的な状態はその中の一つです。この状況になる理由はたくさんあり、バックアップする時の暗号化はその中よく見られる一つです。だからできるだけ自分のパソコンでバックアップを取って、他人にパソコンを貸さない、触れさせない方がいいと思います。そうすると暗号化の必要も、暗号化によってバックアップファイルの破壊される可能性も下げますので。

そしてはiTunesバーションによってのエラー誤報もよくあります。前の原因と比べるとこの状況はよほど楽観的と思います。iTunesのアップデートチェック機能を通じて、最新版iTunesにアップデートしてからもう一度バックアップを復元してみましょう。誤報だったらこれだけでエラー解消できると思います。

もう一つよくある原因はバックアップされるiOSシステムが復元先により上位なバーションだったことです。例えばiOS 12でバックアップして、そのデータをiOS 11等の古いバーションのデバイスに復元するとエラーになります。あくまでも同一バーションのiOSがインストールされているデバイスの間、または古いシステムから新しいシステムへの復元の方しか進むことができませんので、ここを注意してくださいね。

Table of contents

壊れたiTunesバックアップファイルからデータを復元する
1. 今後iTunesのバックアップを壊さないように、以下のことをご注意してください：

壊れたiTunesバックアップファイルからデータを復元する

もしエラーの原因はiTunesやiOSのバージョンだったら、それらをアップデートすれば問題を解決できます。しかしもしバックアップにデータ損壊などが起きているでしたら、専門のデータ復元ソフトが適任かもしれません。これから紹介する「iPhoneデータ復元」を使って、壊れたバックアップファイルからデータを復元できる可能性があります。試したい方はどうぞダウンロードボタンをクリックして、「iPhoneデータ復元」を使ってみてください。

1.「iPhoneデータ復元」を起動してからiPhoneをパソコンに接続します。バックアップファイルを検出するためには、iPhone側で「このコンピュータを信頼しますか」のポップアップで「信頼」をタップし、そして「iPhoneデータ復元」で「iTunesバックアップファイルから復元」を選定してバックアップ履歴に入りましょう。復元したいバックアップファイルを選択、「スキャン開始」ボタンで進んでください。

2.スキャン完了後、直接にソフトからバックアップファイルの中身にあるファイルを確認できます。まずは一覧画面からバックアップされるデータの数を見て、次はカテゴリ別で復元したいファイルを見つけて各タイプのファイルを確認して、復元したいファイルのみを選んで復元することができます。

例え写真を復元したい場合、サムネイルから復元したいのを選んでください。写真の数が多くて、見ることが不便だと思えばダブルクリックでフルサイズにして見ればいいです。写真ファイルを選択して、「復元」ボタンを押したら保存先を指定するウインドウが出てくるはずです。そこで自由に保存先を指定して、写真を復元してください。

3.もしiTunesバックアップファイルが壊れて、スキャンすらできない場合、このソフトはiCloudバックアップからデータを取り戻す機能もあります。ただしiTunesバックアップファイルから復元する手順とちょっと違って、バックアップ履歴が見れる前にApple IDでサービスサインインする必要があります。