編集者: 石橋 東雅日付: 2017.10.17
更新: 2022.01.21
インターネットを使うと、情報漏洩のリスクが常にあります。コミュニケーションアプリとして、いろんな個人情報がLINEに保存されています、不注意すると、情報漏洩の危険もあります。この記事では、LINEの心配されやすい機能や対応方法について紹介していきましょう。
一、アドレス帳からの友だち自動追加
初めてLINEを利用する時、登録する必要があります。その時、自分の電話番号を使って認証する方も多いでしょう。そして次のステップで、端末のアドレス帳や電話番号の情報で友だちを追加するかを尋ねられます。この機能には情報漏洩のリスクがありますか?
アドレス帳の情報を利用することを選択すると、電話番号とメールアドレスの情報がLINEのサーバーへ送られます。そして、アドレス帳で追加している人がもしLINEに追加していれば、すぐに表示され、友だちとして追加されます。これは友だち自動追加機能のし組です。
ですから、自分の電話番号やメールアドレスが他の人のアドレス帳に追加されたら、LINEの友だちとして自動的に追加されることもあります。
アドレス帳から友たちがLINEに自動追加される対応方法
もしLINEのアカウントが簡単に見つけられたくない場合、「友だち追加設定」でこの機能をオフにしましょう。すると、LINEに保存されたアドレス帳が削除されるので、心配はありません。
ちなみに、LINEに送られたアドレス帳情報は厳重に暗号化されますので、第三者による悪用の可能性は極めて低いです。
二、アカウントの乗っ取り被害
LINEアカウントの乗っ取り被害は、不正ログインによる攻撃です。主な手口は「リスト攻撃」です。リスト攻撃とは、ほかのインターネットサービスのユーザーIDやパスワードの流出を利用して、LINEで同じユーザーIDとパスワードでログインを試します。もし成功したら、アカウントが乗っ取られます。
LINE乗っ取りの対応方法
LINEでほかのサービスと違うユーザー名とパスワードを使いましょう。
三、電話番号教えて詐欺
LINEなどのSMSになりすまし、友だちなどの知り合いに電話番号やSMS認証番号を聞き出して悪用する事例があります。その電話番号やSMS認証番号でLINEアカウントが作られて、自分のアカウントが使えなくなります。
LINEの電話番号詐欺対応方法
電話番号、メールアドレス、住所などの個人情報を簡単に他人に教えないことです。例え家族や友人でも、いきなりこれらの個人情報が訊かれたら、本人に電話して確認するほうがおすすめします。
LINE側にもいろいろな安全対策がありますので、普通に使えば、危険性が低いと思います。ですから、パスワード管理も含めて、自分で個人情報をちゃんと守りましょう。よく個人情報を管理していれば、乗っ取りなどの犯罪を防げます。