Xiaomi Mi6の詳細レビュー:片手で持ちやすく、コスパが高い

編集者: 石橋 東雅日付: 2017.12.22

更新: 2022.01.21

2017年初から、Xiaomiが初の自研プロセッサが搭載したXiaomi Mi 5Cを発表した後、4月19日には今年のMiシリーズの新スマホXiaomi Mi6を発表しました。

「7年待ちました!」というキャッチコピーから見ると、Xiaomi Mi6はこの7年間ずっとXiaomi Mi6のために努力しています。「七年一剣を磨く」ということです。だからこそ、Xiaomi がXiaomi Mi6に大きな期待を寄せます。発表会の後、Xiaomi Mi6もたくさんのメディアから良い評判を得ました。

さて、ファンに期待されたXiaomi Mi6がどんなサプライズを与えてくれるでしょうか?こんなにモテモテなのは一体なぜでしょうか?

総じてみれば、Xiaomi Mi6が期待されたのは前世代より飛躍的な進歩を遂げたのことです。

1.今回、 Xiaomi Mi6はガラスボディの設計に戻り、全新の両面四曲面グラスを利用します。機体の外観と技術は明らかに上がりました。

2.発表会前の宣伝の言うどうり、今回のXiaomi Mi6は6GBのメモリを搭載して最高峰の性能を持つ最新の「Qualcomm Snapdragon 835」を採用します。体験はともかく、スペックを見るだけでXiaomi Mi6を購入したいユーザーが多いです。

3.Xiaomiにとって、デュアルカメラを使用することは初めてではないが、この前ダブルカメラを採用したXiaomi Redmi Pro 、Xiaomi 5s Plusの表現はまあまあです。しかし、フラッグシップスマートフォンとしてのXiaomi Mi6にデュアルカメラを搭載することは人々に期待されています。

外観

先ずは外観から見ましょう。今回のXiaomi Mi6は明らかにXiaomi Mi5世代のガラスボディ設計に戻り、Xiaomi Mi 5sの金属ボディを続けません。機体の正面と四R角がまだ5sに似ているが、本機の手触りと外観はよりまろやかになります。それは四曲面グラスのおかげかもしれません。

それ以外、Xiaomi Mi6はデュアルガラス +ステンレスフーレムの構成に変更し、より完璧になりました。この優雅な質感と透明感を持つグラス設計を採用することは賢明だと考えています。この点で金属ボディスマホは遠く及びません。

もちろん、外観が美しいですが、ガラスボディを採用したほかのスマホと同じ、その材質は避けることができない問題があります。例えば、グラス材質に指紋を残す可能性があり、特にブラック機体の場合はなおさらです。それが嫌いなら、ホワイトカラーの機体を選択することがお勧めです。

次に、スマホを傾斜させまたは手に握る時、滑らかな手触りのせいで、スマホは落ち易いです。まあ、この手触りを好きな人もいるでしょう。

最後に、機体の重さと厚さが少し増加しました。

Xiaomi Mi6は5.15インチのディスプレイを搭載して1080Pの解像度をサポートできます。Xiaomi Mi6のディスプレイの詳細から見るとまあまあです。しかし、Xiaomi Mi6は「人の目に優しい」特性を追加しました。スクリーンのブルーレイを下げ、明るさを最低1nitに設定することで自然環境または暗い環境でスマホを使用することもができ、人の目には優しくなります。

また、Xiaomi Mi6は2K解像度或いは超大型スクリーンを採用していませんが、機能では確かに人に優しくなります。特に最低1nitまでの最低輝度のおかげで、夜の暗い環境でホワイト色を主にしているページを見ても目へのダメージが最小限に抑えられます。

指紋認証センサーも皆さんが関心を持つ部分でしょう。Xiaomi Mi6は5sと同じように、ホームボタンに内蔵された指紋認証センサーを採用します。

しかし、以前の認証エラーがXiaomi Mi6で改善されました。簡単に言うと、反応速度や正確率が飛躍的に上げました。その点については既に確認しました。残念なのは、実測速度と正確率は確かに上がりましたが、その機能性は相変わらず指紋認証+ホームキーだけです。

外観の詳細から見ると、Xiaomi Mi6のアンテナバンドとスクリーンが完全に揃え、カードスロットと音量キーも完全に揃えます。

ちなみに、Xiaomi Mi6は3.5mmオーディオジャックなしの設計に変更し、しかも、ポートに対応するイヤホンを備えません。ただType-Cポートに差し込む3.5mmオーディオ用アダプターを用意しました。

オーディオジャックを削除したが、対応のイヤホンを備えないことは少々残念ですね。ユーザーも暫く慣れないでしょう。オーディオジャックなしことはある程度の不便さがあります。例えば、スマホを充電ながら、イヤホンを使用することができなくなりました。

もちろん、Qualcomm Snapdragon 835のおかげで、Xiaomi Mi6はAqstic技術や192kHz/24bit Hi-FiレベルのDACをサポートでき、より快適に音楽を楽しんできます。もしスマートフォンアクセサリーの領域で有名なXiaomiが未来でType-Cポートに対応するイヤホンを開発して適切な価格で売り出すなら、オーディオジャックなしことが普及した未来には必ず人気があります。

要するに、Xiaomi Mi6機体の質感も工芸も前より飛躍的に進歩しました。しかし、まだ改善の余地はあります。ディテールやアクセサリーが新しい発展に追いつくために、まだ大きな努力が必要です。

性能

性能はXiaomiスマホがいつも関心を持っている部分です。今回、Xiaomiはトップ性能を持つ最新のQualcomm Snapdragon 835を発表し、6GBのスタンダートメモリーも搭載します。この配置はSamsung s8よりも早く登場し、なかなかすごいですね。

最近の科学技術に注目している人々はQualcomm Snapdragon 835をよく知っているでしょう。では、Xiaomi Mi6の重要な配置の一つとして、Qualcomm Snapdragon 835はXiaomi Mi6、Samsung s8などのAndroidスマホにどんな向上をもたらしたか。これからは簡単に紹介します。Qualcomm Snapdragon 835は10nm FinFETプロセスを採用して性能アップしつつも電力消費を25%抑え、CPUの発熱量をより良くコントロールすることもできます。

そして、Qualcomm Snapdragon 835は新たなAdreno 540 GPU図形処理チップを搭載し、DX12、OpenGLとVulkan三つのポートに対応できます。前世代よりも25%もの性能アップを果たして、色の表現もなんと60倍上がりました。

性能だけではなく、Qualcomm Snapdragon 835がもたらした変化もネットワークの接続に反映されます。全国で4G+に対応できるほか、WiFiを接続している場合、WiFiを接続しながらWiFiを共有することができ、WiFiの接続速度も上げました。

以上から見ると、性能でも機能でもQualcomm Snapdragon 835の向上は非常にすばらしいです。Xiaomi Mi6は2×2 MIMOに対応し、スマホ本体の両側にアンテナを搭載して信号を広範囲に効率よく受けます。

伝統の1×1 MIMOに比べて、Qualcomm Snapdragon 835がサポートしている2×2 MIMOは双アンテナを使っているので、信号の送受信を同時に実現できます。通信速度(スループット)が単アンテナより倍増する同時に、信号の収集能力も100%の増幅があります。それ以外、WiFi信号の受信質量もある程度に最適化されました。

つまり、伝統の1×1 MIMOは二車線のような小道に似ています。しかし、2×2 MIMOは二車線を四車線に変更し、道のスループットが1倍に上がり、渋滞が当然発生しません。

それ以外、広い居場所または壁が多いせいでWiFi信号を受信できない場合、多くのユーザーは電波が強力なルーターを購入します。しかし、2×2 MIMO WiFiのサポートでXiaomi Mi6はハードウェアを通じて自身の信号受信能力を高めることができます。ユーザーはWiFi信号問題のためにルーターを購入する必要がなくなりました。

ネットワークハードウェアの向上について、もし未来でQualcomm Snapdragon 835を搭載するほかのスマホもその技術を利用するならいいですね。

ちなみに、Xiaomi Mi6のメモリタイプを確認するために、今回はわざわざAndroBenchを使用して実測を行います。結果は以下の通りです:

結果から見ると、シーケンシャルリード&ライトの結果は:722.01MB/s(リード)207.86MB/s(ライト);ランダムリード&ライトの結果は:131.79MB/s(リード)14.49MB/s(ライト)。この結果は確かにXiaomi公式サイトで公開されたUFSチップの標準に合致します。

要するに、Qualcomm Snapdragon 835と6GB メモリを搭載しているXiaomi Mi6は性能に関心を持つユーザーにサプライズを与え、多くのプレイヤーの注目を集めることができます。

カメラ

Xiaomi Mi6はデュアルカメラを搭載します。センサーはSony IMX386+Samsung s5k3m3で、両方も1200万画素を配置し、光学2倍ズーム、PDAF位相フォーカスなどの技術に対応できます。同時にQualcomm Spectra 180 ISPを採用してより素敵な撮影効果をもたらします。

ちなみに、Xiaomi Mi6が搭載しているデュアルカメラは一般的な「カラー+モノクロ」ではなく、iPhone 7 Plusと同じような「広角・望遠」組み合わせを採用します。

カメラのフレーミングは相変わらず昔のUIスタイルとボタン配置ですが、今回のデュアルカメラは光学2倍ズームを追加し、フレーミングの底部で「1x」のズームボタンが現れ、モードのスイッチも撮影画面の頂部に追加されました。それに、Xiaomi Mi6特有の透かしも追加されました。ほかの機能配置と操作方法は大体昔のXiaomiスマホと同じです。

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バッテリー持続時間

>バッテリー持続時間もたくさんのユーザーが関心を持つ問題です。Xiaomi Mi6は3350mAh容量のバッテリーを搭載してQualcomm Quick Charge 3.0急速充電提案を採用します。出力パワーが最大18 Wに達します。

実測結果から言えば、18W急速充電を通じてこの3350mAh容量のバッテリーをフル充電することが1時23分かかりました(8:47~10:10)。充電する間にスマホは少々発熱反応がありますが、まだ正常範囲内にあります。

これからバッテリーの持続時間についてテストしました。Xiaomi Mi6をフル充電した後、LINEとTwitterを開けたままスマホを使ってWiFiで50分のオンラインビデオを見て、スマホを待機させ、次の日は退勤するまでずっとXiaomi Mi6を使用していました。この期間、LINEとTwitter二つのアプリを頻繁に使い、たまに写真を撮ったり、音楽を聴いたり、最後に家に戻った時は7%の電量を残しました。(バッテリー持続時間:約19時間半)

全般的に言えば、Xiaomi Mi6のバッテリー持続時間は大きなサプライズがありません、しょせんスマホのサイズに制限されましたから。それでもQualcomm Snapdragon 835がもたらした向上とXiaomi Mi6のバッテリー持続時間がこのスマホのサイズにふさわしいです。

システム

ハードウェアについて、Xiaomi Mi6はたくさんのハードウェアをアップデートしたが、システムの変化は少ないで、相変わらずMIUI 8のままです。ただ今回の底辺はAndroid 7.1を利用します。MIUI 8を使用しているユーザーが多いでしょう。

面白いのは、Xiaomi Mi6が以前と同じように赤外線通信機能を備えます。発射孔はスマホ頂部の真ん中にあります。システムは「万能リモコン」機能を内蔵します。もしリモコンを追加したら、Xiaomi テレビ、一般的なテレビ、エアコン、扇風機などの家庭電器をコントロールすることが可能になります。

まとめ

先ずは外観。今回の新作Xiaomi Mi6はガラスボディの材質に戻り、その四曲面グラスがもたらす美しさと透明感は素晴らしい。もちろん、その材質も避けることができない問題があります。例えば、金属ボディより壊れやすい、指紋も残しやすいです。しかし、それはグラス材質の通弊ですから、グラス好きな人は指紋にこだわらないはずです。

実は、その目立つデュアルカメラ以外、Xiaomi Mi6が私に最も印象的なのは搭載しているQualcomm Snapdragon 835と6GBメモリです。現在、Qualcomm Snapdragon 835を搭載するスマホは少ないし、値段も高いです。この配置のXiaomi Mi6が約6万円かかり、まさに価格性能比が最も高いAndroid旗艦機です。実測から見ると、Androidスマホ一員としてのXiaomi Mi6の性能と使いやすさもフラッグシップの名にふさわしいです。

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