編集者: 石橋 東雅日付: 2018.02.01
更新: 2022.01.21
iPhoneを使うとき、電話を録音したい場合はありますが、通話を録音する機能にはiPhoneがありません。一部のAndroidには通話を録音する機能があります。その原因と言えば、無断で通話を録音することが違法なことになる国があります。国々の法律をあわせるために、iPhoneがこんな仕様になりました。
では、通話を録音したいけど、iPhoneを交換したくない場合はどうすればいいでしょうか?実は、iPhoneを使ってでも、通話を録音できる裏ワザがあります。純正アプリではできませんが、サードパーティのアプリならこの機能を実現できるものがあります。
一、通話を録音できるアプリ「TapeACall」
このアプリはアプリストアからダウンロードでき、有料のPro版の価格は1200円です。すぐ購入したくなければ、無料のLite版で試用することもできます。無料版なら、通話最初の60秒を再生できますので、試用してから購入を検討してもいいです。
TapeACallの使い方
TapeACallで通話を録音できるのは、グループ通話を利用しているからです。なので、グループ通話を提供しているサービスのみで利用できます。アプリで録音するために、auの「三者通話サービス」、あるいは、ソフトバンクの「グループ通話」サービス(それぞれ月額200円)を事前に申し込む必要があります。残念ながら、ドコモ回線はこのアプリを利用できません。
録音したい電話をかける前に、まずTapeACallアプリを起動します。初めて起動する時、起動コードを入力する必要があります。電話番号を入力すれば、SNSで起動コードが送信されます。
録音ボタンをタップすれば、通話画面に入ります。しばらく待て、「通話を追加」をタップし、相手に電話をかけます。
そして、「グループ通話」をタップすると、アプリが通話を録音し始めます。
録音されたデータはアプリ内に保存されます。無料版では最初の30秒だけを再生できます。録音データをメールなどで添付して送ることが可能です。
二、テレフォンピックアップ、ICレコーダーなどの利用
テレフォンピックアップは通話録音専用のマイクロホンです。インナーイヤー式のイヤホンをつけて、電話をかけると通話内容が付属のマイクロホンに録音されます。イヤホン外側のマイクロホンで、相手の声と自分の声をとともに録音する仕様なので、機種依存などがありません。iPhoneやAndroidで利用可能の上、固定電話でも使えられます。
マイク入力が可能なMP3ラジカセなどの機器があれば、録音可能なのはポイントです。
テレフォンピックアップの価格は1500円から2000円程度ですので、録音する機会があれば費用は少ないです。操作もアプリより簡単なので、スマホに詳しくない方にもオススメできます。
三、Bluetoothボイスレコーダーで録音する方法
Bluetoothレコーダーにも、直接通話を録音できる製品はあります。たとえばこの「StickPhone BR-20」という製品で、iPhoneとペアリングすれば、イヤホンを使わなくても通話を簡単に録音できます。Bluetooth イヤホンのようにiPhoneをカバンに入れたままで通話することが可能です。それだけでなく、普通のレコーダーのように利用するのもできます。
以上で、iPhoneで通話を録音できる3つの方法を紹介しました。