HUAWEI P10実機レビュー:高画質カメラと美しいデザイン

編集者: 石橋 東雅日付: 2017.12.21

更新: 2022.01.21

Mobile World Congress 2017大会でHUAWEIは全新なるハイエンドスマホ、HUAWEI P10モデルを発表しました。それと同時にスペックがより優れてサイズも大きいP10 Plusモデルも発表しましたが、5.1インチの機体には高級ハードウェアと機能がぎっしりと詰まっているスタンダードのHUAWEI P10がすでに注目を集めていました。

P10にはHUAWEIがLeicaと共同開発したカメラを搭載しており、いろんな撮影と録画のモードが収められています。同時に、最新のKirin 960プロセッサや、目を引く全新なデザイン、それに優れたEMUIユーザー体験も持っています。

では、P10は2017でもっとも買う価値のあるスマートフォンの一つなのでしょうか?以下は、HUAWEI P10について知らなければならないことです。

スペック情報

ディスプレイサイズ:5.1インチ

解像度:1080×1920

重量:150グラム

OS:アンドロイド7.0+ EMUI5.0

後ろカメラ:2000万画素のモノクロと1200万画素のカラー

前カメラ:800万画素

プロセッサー:Kirin960

RAM:4GB

ROM:64GB+拡張可能

4G LTE支持:可

目玉機能:指紋センサー

海外で高い人気を博したHUAWEI P10は高性能のカメラが搭載し、綺麗なデザイン、優れたスペック、そしていろんな機能の整えたソフトウェアを持ちます。ユーザーたちに深いイメージを残しているだけではなく、イギリスのマスコミで携帯電話業界が注目しているモバイルニュース情報サイトRecombu Mobileにも絶賛されています。

デザイン

P10のデザインでは元のスマートフォンのデザインスタイルを完全に切り捨ててはいません-――少なくともスタンダードのモデルではそうです。

この5.1インチのスマホは去年のP9ハイエンドモデルととても似ていますが、滑らかになっている為よりいい手持ちになっています。ダブルレンズは背部にある色合いの違うバーに嵌めてあり、ボタンやコネクタも元の位置にあります。Type C USBのコネクタとオーディオが底部にあり、左サイドは SIMとmicroSDが入るカードスロットです。

片手で使っても大丈夫です。一方は曲線のあるデザインで、一方はHUAWEIが早くスクリーンをスライドすると画面を小さくできるという片手モードを提供しています。また、その狭いベゼルの設計もいいです。全体の画面はベゼルレスに見えます。

また、HUAWEI P10も磨き工芸で携帯を掴めやすいようにしています。新しい磨き工芸で作ったモデル機体は表面仕上げがとても綺麗で、セラミック工芸で作ったモデル機体もまた大胆で斬新な設計です。2種のモデルはそれぞれ色が選べられ、その中に特に明るい緑色が目を引きます。

P10に防水機能はついていませんが、嵐の中で雨に打たれても問題はなかったです。雨の多い季節はこのテストによく合わせてくれています。今のところ、一週間連続の使用後でも、P10は傷や摩耗などがなく、丈夫だそうです。

スクリーンとメディア

HUAWEIはスマートフォンに高品質のスクリーンを付ける方法を知っており、P10の5.1インチIPS液晶パネルが再び優勝を飾りました。

P10の内蔵した鮮やかなテーマはその優れた色彩範囲を示しています。ビジュアル効果はXperia XZとYijia 3Tにも劣らず、明るさも丁度よく、視野角も非常に広いです。

P10の画面解像度は、フルHDまたは4Kほど鮮やかではないかもしれませんが、大したことでもありません。なぜなら、5.1インチの画面でもシャープで鮮明な画像を表示できるからです。 高解像度ムービーの再生効果は素晴らしいです。

P10には64GBのストレージ容量がありますが、メディアファイルがたくさんある場合はP10のストレージ拡張もできます。

機能とOS

HUAWEI P10は、Googleの最新のモバイルシステムであるアンドロイドNougatシステムを搭載しており、マルチタスク画面や分身アプリなど、多くの便利な機能を備えています。 パーソナライズオプションもたくさんあり、バッテリー量の低下時や携帯電話が劣化気味の時はリソース管理ツールを利用して問題を解決できます。

HUAWEIは、そのベースにさらなる独自のソフトウェア、Emotion UI(略してEMUI)を追加しました。 HUAWEIの最近のモデルMate 9とHonor 8にはすべて新しいEMUI 5.0が搭載されていますが、P10はEMUI 5.1にアップグレードされています。

一言で言えば、HUAWEIのサプリメントはすでに優れているユーザー体験をさらに強化しています。 片手モードはとても便利で、カラフルなテーマにカラフルなハードウェア、それとジェスチャー入力も多く、時間を節約できます。

指紋検出はスマホのセキュリティを高める上、感度がよく、ほぼ100%の精度で反応してくれます。しかし、指紋センサーが前画面の下部に配置されて、以前の背部ほど便利じゃなくなったのが残念ですが、それでも、今のように、「タップして戻る、押したままにしてメイン画面に入る、スライドして最近開いたアプリを確認する」3つの機能が一つにまとめたのは好きです。 慣れるには時間がかかりますが、一度慣れれば便利です。

スペックとバッテリー持続時間

P10のプロセッサーはKirin960チップで、HUAWEI Mate 9は同じコアを使用しています。 4GBのメモリと共に、携帯電話をどんな使い方の下でもスムーズに保ててくれます。P10で最新のGoogle Playゲームを遊ぶ時もスムーズに操作できて心地良いのです。同時に2つのアプリを分割画面で操作することも余裕です。

スコアが高いほど、スマホの性能が良いというのですが、P10はAntutuの基準テストで144847のスコアを取得しました。この成績では多くのアンドロイドスマホに勝っています。

P10には3200mAのバッテリーも装備されていますが、重度使用の場合は1回充電しただけで丸一日を維持できると分かりました。

バッテリーの設定を開くと、非常に便利なバッテリー最適化ツールがあると分かります。使わない時は、電池消耗の激しいアプリを閉じることができます。また、普通の省エネモードなどもあります。電池残量が少なくなったら、これらの機能を使うといいでしょう。

HUAWEIのクィックチャージ機能も非常に良くて、30分も経たないうちに電力の50%をチャージできます。朝起きて、P10は充電を忘れられてシャットダウンしようとしているのに気づいた時には、このクィックチャージ機能は頼もしいですね。

カメラ

HUAWEI P9と同様に、HUAWEI P10にはライカと共同で作ったダブルレンズを搭載しています。アップグレードされたデュアルカメラは、2000万画素のモノクロセンサーと1200万画素のカラーセンサーの二つで構成されています。また、光学式手ブレ補正(カラーレンズ)、位相フォーカス、LED色温度フラッシュも付いています

このカメラ性能は何を意味しているのかを知りたければ、P10の撮影とビデオモードを近くで見て、P10で撮った写真とビデオのサンプルを確認することをお勧めします。それで答えは見つかるでしょう。

結論

HUAWEI P10は、うまく設計されたソフトウェアとハードウェアを備え、あらゆる面で優れたスマートフォンです。 特定の機能を探している、あるいはユーザー体験を一部調整できるようにしたい人には、P10が満足の行く製品でしょう。

もちろん、以前のモデル(HUAWEI P9やMate 9など)に比べて、P10には「切り札」レベルの重要機能がありません。

P10と比較して、P10 Plusはもっとハイエンドスマホぽっいです。 画面も改善され、カメラ技術も向上し、バッテリー容量も大きくなり、スペックもより強い為、携帯を変えたい場合は、P10 Plusも検討に値するでしょう。

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