編集者: 石橋 東雅日付: 2017.04.18
更新: 2022.01.21
iPhoneを使うには、Apple IDを登録する必要があります。なくしたiPhoneを探したり、アプリストアでアプリをダウンロードしたり、いろいろなことはApple IDを持ちこそ可能になります。
個人情報やプライベートな購入履歴がアカウントに残るので、一人に一つのアカウントを使うことがおすすめです。ですが、一つのiOSデバイスで、複数のApple IDを使うことも可能です。夫婦など、家族で一つのiOSデバイスやPCを使う場合、複数のApple IDを一つのデバイスやPCで使うこともあります。
Apple IDを複数持つ意味
iCloudの無料容量
アカウントごとに、iCloudには5GBの無料容量が使えられます。この無料容量が足りない場合、新しいアカウントを作成すれば、このアカウントの無料容量もつかえます。もちろん、容量を利用するために、アカウントを切り替える必要があります。
アプリの購入履歴を個別で管理
人に見せたくないアプリをインストールしたら、そのアプリの購入履歴が残します。購入履歴を削除する方法はないが、もう一つのApple IDを作成し、そのApple IDでログインすれば、購入履歴もそのApple IDに残せます。ですから、購入履歴を隠したい場合、メインとサブの二つのApple IDを作成すると便利です。
しかし、Apple IDを切り替える時、その都度ログインとログアウト操作を行う必要があります。
子供用のiPhoneの管理
機種変更したら、古いiPhoneやiPadを子供用に与える人が多いです。アカウントをそのままに使うと、子供用アプリのダウンロード履歴が残るし、自分用のアプリや音楽、動画が子供のデバイスで表示されるなど、いろいろ不便なことがあります。子供用のアカウントを作成すれば、年齢制限を解除する必要もなく、クレジット情報を入力しないアカウントなら子供が誤注文する心配もないです。
一台のiPhoneで複数のApple IDを管理する方法
複数のApple IDを作るには、Apple ID用のメールアドレスとクレジットカードを用意すればいいです。
Apple IDで使ったメールアドレスは新しいApple IDで使えられません。フリーメールサービスで新しいメールアドレスを使えばいいです。
ウェブでApple IDを登録すれば、クレジットカードを入力しなくてもいいです。しかし、クレジットカードを入力しないと、有料アプリの購入・課金などはできません。
一台のパソコンで複数のiPhoneを管理する方法
複数のiPhoneを管理する方法は3つです。
一、Windows ログインアカウントを複数作る
二、iPhoneごとにプレイリストを作成
三、iPhoneごとにライブラリーを作成
一番やりやすいために、ライブラリーを作成する方法がおすすめします。
まずiTunesで、iPhoneのバックアップを作って、そしてiTunesを閉じて、再起動します。
iTunesを再起動する時、shiftキー(Macの場合はoptionキー)を押したままにします。
ここで、「ライブラリを作成」を選択します。わかりやすいようにライブラリ名をつけるほうがおすすめします。例えば「自分用iPhone」、「子供用iPhone」など。
ライブラリーを選択する場合、同じ操作で、「ライブラリを選択」をクリックし、使いたいライブラリを選びます。
ヒント:この方法を使う場合、Macの「環境設定」/Windowsの「編集」を選択し、「詳細」画面で、「ライブラリへの追加時にファイルを [iTunes Media] フォルダにコピーする」を外してください。
これで設定が完了します。後で新規ライブラリーとiPhoneを同期させればいいです。